フォトレタッチ入門
失敗したと思った写真が、思ったより簡単に修正できたので、簡単にメモっとく。
今回修正するのは、これ。
あまりにも急にとったから、露出が低すぎて暗い画像に。しかも、バッテリー切れてこれ以上とれなかった。
このような画像であれば、ヒストグラムの調整で直せます。ヒストグラムというのは、画像に含まれるピクセルの階調の分布図です。
この写真を画像編集ソフト(iPhotoの調整)で開いてみると、ヒストグラム(下のグラフみたいなの)がかなり暗めに偏っていることがわかります。
ヒストグラムの下に2個調整できるスライダー(△)があります。左にあるのが低いレベル、右にあるのが高いレベルのためのものです。
左の△を右にずらしていくと、左端から△までの範囲の階調のピクセルを一番階調の低い階調に置き換えてしまいます。逆に右にある△を左にずらすと、その範囲のピクセルを一番高い階調に置き換えます。
まぁ、背景は白飛びしていますが、対象の猫は復活できました。ただし、あまりやりすぎると色がくずれてしまうので、注意が必要です。
撮った写真なんて一眼買うまでは、適当に保存しているだけでしたが、こんな感じで写真のいじり方がわかってくると、もっと楽しみが増えてくる感じがします。ちょっと、RAW現像にも興味がわいてきました。
- 作者: キットタケナガ,東京写真学園
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