だいたい1000枚撮り終えて

EOSkissXを買って、気づいたらだいたい1000枚撮り終えてました(まぁ、半分近く失敗写真ですが。)。そこで、一眼にしてからのふりかえりを少ししてみようかと思います。

以前よりは、外に出るようになった。やっぱり、写真を撮りたいという欲求を満たすために、外にでたりします。家の周りから、ちょっと電車にのってまで(最近寒くてバイクに乗れていないなぁ)。

街角で写真を撮るのが、あまり恥ずかしくなくなった。写真を撮ることは、前々から好きだったのですが、コンデジで街角とか散歩していて、見つけた面白いものをとるのって、なんか恥ずかしかったのですが、一眼にしてからふっきれました。確かに、通行人の人は変な顔で見られたりしますが、躊躇せずカメラを構えられるようになりました。

歩いたりしているときのものを見る目が変わった。何か、面白いものを見つけようと周りをよくみるようになりました。また、あれをこんな感じで見たら面白いかなぁとか、いろいろ考えてものを見たりするようになりました。

次に、カメラについて。

kissデジXというチョイスは、個人的には良かった。買った当初は、年末に向かい、Amazonでだんだん値が下がっていく40Dを見たり、わかっていたことですが来年春に時期モデルがでるだろうという情報を見る度に失敗したかなぁとか思っていましたが、最近お店で40Dを見るとkissになれたせいか、ものすごく大きく感じますし、新しいkissの噂に関しては、今欲しかった僕にとっては、今あるやつでも納得のいくスペックだし、値段もかなり落ちているので(kissデジ初代の頃の値段考えると、入門機が6万前後だなんてものすごいと思う。)、まぁ良かったかと。

本体のことについていうと、このボディの大きさに似合わず、ポテンシャルが高いかなぁと。高感度撮影をしたときのノイズののりが全然違います。ISO800とか使っても、よく見ないと気にならない。やっぱり、コンデジとは描写が違いますね。レンズが大口のレンズが使えるので、ボケボケの写真もとれるし。ちょっと、TeRuのところにいって、遊んでいて、ケーキの写真をとっていたのですが、PowerShotS80を使うTeRuが一眼で撮った写真と比べて「全然美味しそうにとれない。」といって嘆いておりました(昔から、欲しいと言ってるんであればさっさと買えばいいのに)。あと、調子のって、RAWモード(CMOSの電気信号をそのまま記録しておくモード)とLモードで撮っていた時期があったのですが、それをiPhotoで比べたときに、スタンダードで現像されたときの色の演出の濃さにびっくり(その前に、iPhotoでRAWが表示できるということにもびっくりしたのですが)。昔から、キヤノンの色はペンキみたいとか言われているみたいですが、ペンキとまでは言わないまでも、けっこうけばいかなぁと思いました。でも、店頭でニコンのカメラとかで撮影してプレビューしたときは、一番キヤノンが味気ない色をしていたんですがね。液晶の問題でしょうか。

シグマの17-70mmF2.8-4.5 MACROを買って正解だった。最初買うときの予算は、若干オーバーしちゃいましたが、標準レンズより明るくて望遠が効いてくれます。また、マクロ撮影もかなり寄って写真を撮ることができるので、ホントこれ一本で大抵のシーンで間に合います(もちろん、なんかのイベントでめっさ離れているものを撮ろうとかだと、70mmじゃ間に合わないので、コスト的なことを考えると、Wズームキットだとか、シグマやタムロンからでている18-250とかのを勧めますが。)。難点は、ボディと同じぐらい重いので、あわせると1kgぐらいになるというところでしょうか。

単焦点レンズ怖い。本体を買ったときのポイントを使い、EF50mmF1.8という定番の安い単焦点レンズ(ズームのできないレンズ)を買ったのですが、これが値段と見た目にそぐわない、いい絵を作ってくれます(上のケーキの写真もこれで撮ってます)。でも、50mmと若干望遠よりということと、最短撮影距離が45cmなので、かなり頭を使わないととれません。なので、だんだん、どのぐらいの距離であればこう撮れるだろうとかわかってくるので、30mmだったらとか、もっと寄れたらいいのにとか、欲がでてきてしまい、レンズのカタログとかサイトに目がいってしまいます。怖い怖い。よくこのレンズは、レンズ沼(レンズをどんどん買ってしまう)への撒き餌といわれているのですが、よくわかります。まだ、絞りを解放しきった(レンズ表記のF値が小さいレンズのほうがぼけやすい。また、絞りを開放したほうがあかるくなります。)状態でしか写真をとれていないので、もっと被写界深度(ピントのあう範囲のこと。浅ければピントのあう範囲は狭くなり、深いと広くなる)のこと考えてとれるようになりたいです。上の写真は、プリンのところだけしかあってないので、もう少しうまく写したい。

シグマのレンズのレンズは17-70mmあるので、散歩いって写真をとるとなると便利なのですが、単焦点レンズの描画はかなり魔術的な魅力があるので、ちょっと遠く行くときは持ち歩いてしまいます。

というわけで、今のところ一眼を買って損をしたなぁとは思いません。寧ろ、外にでるのを楽しくしてくれるものになりました(肩と財布にはずっしりきてますが)。もし、迷っている人がいるなら、一回さわってみるといいと思います。TVやAVモードなど撮影する状況にあわせてカメラの設定を変えたり、レンズを交換するというのは、コンデジでは味わえない楽しさです。機械が好きな僕としては、機械を自分が操作しているという感覚は楽しいものです。