カーネル関連の本

朝早く起きれてしまったので、昨日、会社でオライリーカーネル本を読んでいて気になった部分をLinuxカーネル読書室で読もうと思ったら、その部分があまりのっていなかったので、僕のもっているカーネル本についていってみる。

まずは、これ

詳解 Linuxカーネル 第3版

詳解 Linuxカーネル 第3版

もともとは、どこか海外の大学でOSの授業のためのテキストとして書かれていたもの。カーネル版数は2.6.11。LinxuというOSを理解するという目的としているので、処理内容を追っかけている部分がおおく、ソースはそこまで登場しない。取り扱っている内容は、メモリの取り方からはじまり、ext2ext3などのファイルシステムまで取り扱っている。ただし、ネットワークのまわりはあまりない(すみません、今手元(自宅)に無いんで、あとでちゃんと書きます。)。

つぎは、

Linuxカーネル2.6解読室

Linuxカーネル2.6解読室

これは、UNIX USERで連載されていたものをカーネル版数をあげて、書籍化された本。タイトルが表しているように、ソースコードがたくさん出てきます。コードがたくさんといっても、それ以上にLinuxカーネルは大きいので、これだけでLinuxのソースがよめるというものではありません。また、内容としては、ソースコードの分量がおおいので、オライリーと比べると若干薄いといえますが(といっても、くわしいんですよ。)、オライリーの本と違ってネットワーク周りの紹介がされています。カーネル版数は、2.6.15。

Linuxカーネル解析入門 (I・O BOOKS)

Linuxカーネル解析入門 (I・O BOOKS)

は、薄いんですが、ハードウェアに近い部分の解説がなされている本。割り込みだとか同期排他などのカーネル読むうえで必要な知識が紹介されています。最終章では、NICのドライバを読んだりします。カーネル版数は、2.6.12。

さらに、

Linuxカーネル徹底理解 (日経BPパソコンベストムック)

Linuxカーネル徹底理解 (日経BPパソコンベストムック)

は、日経Linxuでやっていたものをまとめたムック本。カーネルの大まかな動きを紹介している感じで、カーネルまったくわからんけど、知りたいという方におすすめかと。

あと、

Linuxデバイスドライバ 第3版

Linuxデバイスドライバ 第3版

は、ディバイスドライバを書くには必須。ただ、ディバイスドライバはOSとのインターフェースを行き来するので、カーネルAPIを知り、内部を理解できます。結構、おすすめ。