ふつうが一番難しい

稲中の最後の話で、柴崎が言った言葉なのですが、ずっと僕のなかで残っている言葉です。

その話は、たしか僕の未来みたいな作文か何かをかかされている状況で、前野が竹田に、お前はふつーに生きて、ふつーに働いて、ふつーに癌になって死ぬんだって言っている状況で、なぜか柴崎登場(覚えていない)で、その言葉を言うんですけど、なんか初めて読んだ当初(リアルに高校生か中学生。たしかちょうど13巻発売された直後)、ものすごく怖い話にかんじた記憶があります。

たぶん、そこからいろんなことに、手をだすようになったのかもしれません。でも、いろいろ手をだしているせいで、ふつうの人にさえなれてなく、中途半端な人になってるような気がして、ほんとふつうが難しいと痛感しております。