顧客の理解も必要だよねぇ

会社帰り一人でパスタ屋はいって、注文待っている間、新聞があったので読んでいると、最近起きたANAとNTTの障害問題について書かれていた。

NTTは、大文字しかうけつけないコマンド(25文字)のうち、1文字を小文字でうってデータ破壊を起こしたそうな。これは、一般のニュースでオペミスと書かれていた気がするんだけど、どう考えてもプログラムの考慮ミスのような気もするんですけどね。ていうか、この記事みると、待機系もっていたのに動かなかったんですってねぇ。ハード故障しかみないクラスタなんてあれとしか思えないんですけどねぇ。

で、新聞の記事になんかソフトウェア工学の偉い人みたいな人(よく覚えていない。ほんとに偉い人だったと思う。)がインタビュー答えていたんだけど、顧客の要望がどんどん開発中に増えるので、ドキュメントがチープになったり、うまくつくれなくなるようなことが書いてある訳なんですよ。たぶん、この人のことをよくしらないし、記事の内容もしっかり読めてないんだけど、何を今更ということを思ってしまった。一般紙に書いているからしょうがないか。確実に覚えているのが、「建築では10階建てのものを15階にしろという要望はきかれることはまずないですけど、ソフトウェアの世界ではまかりとおってます」ということ。ホントそうだよねーって感じ。たかだか、社会人2年目ですが、そう思います。
でも、こういう話はホントものすごく前からよく聞くんだから、顧客にもそろそろ理解してもらう必要があるんだろうね。たしか、XPは顧客にもリスクをとかいっているんでしたっけ。

で、まぁこういう障害ばかり起きていると、基本プログラマとかそんなこともできないのって、作ってる側に責任がまわってくるんでしょうね。ソフトウェア技術者の技術力向上が必要とかいわれるんでしょうね。でもね、こんなこと言っちゃいけないのかもしれないんですけど、プログラマだって人の子だから、限界だってありますよ。だからといって、バグを認めていいといいたいわけじゃないんですけど。作れるものと期日と品質保証には、限界があるということを使う人、作成を依頼する人にも理解してもらいたいなと。傲慢かもしれないし、言い訳になるのかもしれないのですけど。
ここじゃ言えないけど、びっくりしたことはたくさんあったからなぁ。